共生社会の実現に向け行動する

研究業績

原著論文

笠原千絵(2024)「知的障害者から見た地域生活：フォトボイス『くらしをパチリ調査』による人・場所とのつながり」『上智大学社会福祉研究』48， 4-26．
https://www.sophia-humans.jp/department/socialservices_bulletin/pdf/2024_06.pdf

笠原千絵・富田憲幸・山﨑健太(2023)「地方自治体の障害福祉政策において成果をもたらす障害者の参加と協議の特徴：尼崎市自立支援協議会ガイドライン検討部会議事録の分析」『地域福祉実践研究』 14 ，56-68．

笠原千絵(2022)「『知的障害って何だろう？』という思いが強くなりました」：知的障害者と／が行うインクルーシブリサーチの成果普及による問いかけ」『上智大学社会福祉研究』 46， 22-41．
https://www.sophia-humans.jp/department/socialservices_bulletin/pdf/2022_03.pdf

笠原千絵(2020)「『親なき後』の障害者の暮らしを支えるソーシャルワーク : 本人主体の地域生活支援とアセスメント」『ソーシャルワーク実践研究』12， 15-26．

笠原千絵(2019)「“プロセス”そのものがもたらす研究成果 : 知的障害のある人が/と自分たちのやり方で行うインクルーシブリサーチ」『福祉のまちづくり研究』 21(1)， 40-43．
https://doi.org/10.18975/jais.21.1_40

笠原千絵(2019)「知的障害者にとって「訓練」はいつまで必要なのか：インクルーシブリサーチの実施に向けたトレーニングの位置づけ」『上智大学社会福祉研究』43， 51-69．
https://www.s o phia-humans.jp/department/socialservices_bulletin/pdf/2019_06.pdf

笠原千絵(2018)「地域自立支援協議会における障害者の参加の条件と機会－6地域における自治体担当者と関係者へのインタビュー調査の分析－」『教育総合研究叢書』11， 119-134．

笠原千絵(2011)「学習成果の評価方法とルーブリックの活用―アメリカの高等教育関連団体と大学におけるインタビュー調査からー」研究紀要 12(12)， 37-46．

笠原千絵(2011)「ローカルガバナンスと当事者参加―自治体担当者を対象とした地域自立支援協議会全国調査の分析」『日本の地域福祉』24， 57-70．

笠原千絵(2010)「地域自立支援協議会とローカルガバナンス：全国調査からみる協議会の機能分析の結果から」『日本の地域福祉』23，142-153．

笠原千絵(2010)「講義への導入に向けたサービスラーニングの振り返りと評価方法の改善：社会福祉専門職教育関連科目における実践の分析」『研究紀要』11， 15-23．

笠原千絵(2006)「知的障害者福祉研究における参加型調査の課題—調査プロセスの実際とその批判的考察」『社会福祉実践理論研究』15， 15-25．

笠原千絵(2006)「他の人ではなく自分で決める：当事者主体の自己決定支援モデル開発に向けたグループホームで暮らす知的障害のある人の参加型調査の分析」『ソーシャルワーク研究』 29(2)，43-50．

学会発表

笠原千絵・浦野耕司(2024)「フォトボイス調査・ドット投票とその活用による知的障害者の福祉計画策定過程への参画の試み:本人活動グループとのインクルーシブリサーチから見えてくるもの」日本地域福祉学会2024年度(第38回)年次大会 2024年6月16日

笠原千絵(2022)「みんなのための『障害福祉計画』に 意見を届けよう！！―知的障害のある人たちとの インクルーシブリサーチからわかったこと」日本福祉のまちづくり学会第25回全国大会研究討論会「わたしたちの声をまちにとどけよう—市区町村の政策決定過程への多様な当事者の参加をめざす試み」 2022年9月2日

笠原千絵(2019)「大学へのインクルージョンと調査研究における参加・協働」日本福祉のまちづくり学会第22回全国大会研究討論会「福祉のまちづくりとインクルージョン：青年期の学びの機会に着目して」 2019年8月

ANTIPUESTO Ramel and KASAHARA Chie(2017)The Effect of Loan and Pawning System in the Philippines: The Struggle of Small Farmers in Mindanao, 22nd Young Scholars’ Conference on Philippine Studies in Japan, Kyoto Univ., July 2017.

著書

笠原千絵(2024)「第1章ソーシャルワーカーが出会う法的諸問題」永野仁美・大橋真由美・笠原千絵・高山恵理子・羽生香織・巻美矢紀共著『ソーシャルワーカーのための法学入門 : 権利擁護の担い手となるために』有斐閣　
https://www.yuhikaku.co.jp/books/detail/9784641174962

笠原千絵(2018)「障害者計画」「障害者計画の事例」「障害福祉計画」「障害福祉計画の事例」永田祐・岡田忠克編『よくわかる福祉行財政と福祉計画』ミネルヴァ書房 2018年5月30日

笠原千絵(2016)「2章第2節相談援助実習の内容」相澤譲治・九十九綾子編『相談援助実習：養成校と実習先との連携のために』電気書院 2016年12月

笠原千絵(2016)「成年後見制度と選挙権」「障害者虐待防止法と成年後見制度」「障害者権利条約と成年後見制度」永田祐・堀善昭・生田一朗編『よくわかる権利擁護と成年後見制度』ミネルヴァ書房 2016年4月

笠原千絵・永田祐編著(2013)『地域の＜実践＞を変える社会福祉調査入門』

春秋社 2013年10月

笠原千絵(2012) 「第3章スーパービジョンの目的と機能」「第4章スーパービジョンの方法と課題」道中隆編著『公的扶助ケースワーク実践　生活保護のスーパービジョン』ミネルヴァ書房 2012年12月

笠原千絵(2011) 「第6章ソーシャルワーク実習事後指導第2節報告書の作成」高間満・相澤譲治編著, 兵庫県社会福祉士会監修『ソーシャルワーク実習：養成校と実習先との連携のために』久美，2011年11月

笠原千絵(2003) 担当:共訳, 範囲:第2章日々の生活を組み立てる(活動と支援計画)訳・解説、第3章自分でやってみる機会をつくる(機会計画)訳、第4章スキルの獲得をめざす(スキル獲得計画)訳)、中野敏子『参加から始める知的障害のある人の暮らし－支援を高めるアクティブサポート』相川書房 2003年10月

受賞

2023年7月
Best Poster Award, Impact of collaborative learning program for people with learning disabilities and university students: realizing inclusive society, International Conference On Comprehensive Education 2023
Chie KASAHARA

競争的獲得資金

Establishing a UK-Japan inclusive research network in intellectual disability: co-producing a roadmap for belonging，Economic and Social Research Council (ESRC): UK-Japan SSH Connections grants　2018-2020，2018年12月 – 2020年4月，森口弘美, Tilly,Elizabeth, Liz,Ellis, Walmsley,Jan, 笠原千絵, 田中弘美他

本人リサーチャーと開発するくらし・たすけあいフォーマット：将来の暮らしに関するインクルーシブ調査，三菱財団 2018年10月 – 2019年9月，笠原千絵(研究代表者), 森口弘美, 中西正繁

知的障害者の協議への参加を促す支援構造:ガバナンス概念による自立支援協議会の分析，日本学術振興会科学研究費助成事業若手研究(B) 2011年 – 2012年，笠原千絵

知的障害者の参加促進に向けた支援構造および技術の定式化:地域自立支援協議会の分析，日本学術振興会科学研究費助成事業若手研究(B) 2009年 – 2010年，笠原千絵

その他詳細はリサーチマップもご覧ください。